ジュニア担がゆるオタを目指した話
2016年ジャニーズフューチャーワールドで大橋くんに落ちた。
ジュニアを好きになったのは初めてだった。
デビュー組とは全然違い、すべてが新鮮で何もかも楽しかった。
初の大阪松竹座デビュー。会場のファンレター。デビュー組のバック。
全てが新しくてワクワクだらけだった。
そして徐々に、大橋くんに大好きが届く距離が近すぎると欲が出てきた。
新鮮だった松竹座も映像化しないからこの目で焼き付けておかないと。と
何故か義務感に変わっていった。
大橋くんを全力で応援しなくてはジュニア担失格だ。自分の中でそう思い込んでしまっていた。
フォトセもたくさん買わなきゃ。応援しなきゃ。
しんどくなっていた。好きになればなるほどしんどかった。ジャニオタだって恋なんだもん。
もちろんお金も時間もない中でとにかく自分を犠牲にしていた。
新しくできた関ジュのお友達も、話が合わないことが増えてきた。
推しているジュニアが少し違うだけでストレスが溜まったり。そんな自分が嫌いになったり。自分勝手すぎる。自己嫌悪。仲良くなってくれたお友達、裏切ってしまってごめん。
それと裏腹に会場やSNSのファンの人々たちが羨ましかった。
会場で会ったり、仲良く会話していたり。身近にいる人を大切にできないのに人のことばっかり羨んでいた。また自己嫌悪。
とにかく応援することに疲れ切っていた。
一番大好きなジャニオタという活動が義務になっていくのが苦しかった。
何よりも大好きな大橋くんで苦しくなるのがつらすぎた。
すこし応援から離れてみよう。
そう思うと心が軽くなった。1年間全力で大橋くんを応援した結果の答え。
オタ卒なんてかっこいいことは不可能だけれども、緩いオタ活を目指した。
もちろん衝動的に走ってしまうことが今でもあるけど、前よりも穏やかに大橋くんを見れてる自分に気づいてほっとした。まだまだ時間は必要だけど。
もし私のような気持ちで応援している子がいたら、一緒にゆるく応援しよう。
趣味ということを忘れずに。自分らしく、ゆっくり楽しもうね。